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ターボ / Turbo 斜流タービンとは、従来型タービンに対し斜流形状のインぺラーにより、 0吸気から加吸の立ち上がりに対する瞬間流動率を最大限に高めたタービンである。 これによりタービンの小型化を可能とし、ブーストの立ち上がり時間を短縮し 加吸におけるレスポンスの向上を図ったものである。。 |
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RHF・RHEシリーズ特性: Introducing the RHE & RHF Series Turbochargers RHE and RHF series turbochargers incorporate advanced technologies developed by IHI. These turbochargers were designed to meet today's stringent market requirements. The RHE series employs a mixed-flow turbine for the first time in an automobile turbocharger. RHE turbochargers are applied primarily to large displacement truck engines. They are designed to satisfy increasingly strict emission regulations while achieve high-pressure ratios and long service life. The RHF series is primarily applied to small displacement passenger car engines. RHE and RHF turbochargers are designed to be interchangeable with the preceding series of RHC and RHB, respectively. This interchangeability allows the engine manufacture to achieve improved engine performance without turbocharger imposed packaging constraints. |
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今回チョイスしたタービンは IHI製 RHF5 を2機使い、 ツインターボへ。一機で365ps(2機 730ps)を出力する ※IHIメーカー数値 |
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ビトインされるアクチュエーターは使用せず取り外し ウエストゲート仕様へ。タイプはタービン特性を考え レーシングでなくスタンダードをチョイス。左右独立。 |
RHF5タイプではラジエターより供給される水が循環する ラインが装備される。同モデルやRHFシリーズには循環 しないタイプも多くラインナップされているが、今回は折角 なので全て循環させる様な仕様とした。 水を通す事でエキマニの自由度やタービン設置場所に どうしても制限が出てくるがこの辺りの切り分けが “Daily use”のグレーラインであろうか。 |
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タービン左側の穴はふさぎ、上部エキマニより ウエストゲートへ経て排圧が排出される。 これによりエキマニの加工と内部のポート処理を行う。 |
航空・発電所、宇宙開発等、様々な分野で部品の供給 を行っている石川島播磨重工業 F1に搭載されていた タービンも同社から供給していた日本屈指のメーカー。 |
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■■■まとめ■■■ BNR34 N1タービン、 HKS GT2530、辺りと比較してみつつ IHI HRF5を選出。下からリニアな立ち上がりと東名カムの 組み合わせにより、ストレスのない中間層を出せる事が最終的な結論となった。 非常に重要だと感じた点は、カムとの相性と、アウトレット、スロットルの太さ。 そして、サージタンクに関しては多少の加工とスロットル変更で700馬力以上を出力する事が当たり前とされる今では、 リニアな加速と一番おもしろい中間層のニーズを考えると、無意味なスペックとモデファイ重視の方向性を最小限に 押さえ、実値を考える事が、ベストフィーリングに繋がるのだと確信した。 |
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